詩編68;20-36 2014.1.5
テーマ:主の即位の讃歌
20-24主をたたえよ 日々、わたしたちを担い、救われる神を。この神はわたしたちの神、救いの御業の神 主、死から解き放つ神。 神は必ず御自分の敵の頭を打ち 咎のうちに歩み続ける者の 髪に覆われた頭を打たれる。 主は言われる。「バシャンの山からわたしは連れ帰ろう。海の深い底から連れ帰ろう。 あなたは敵を打って足をその血に浸し あなたの犬も分け前として敵の血に舌を浸す。」
神は私たちが気付かないところで、日々私たちのためにわたしたちの苦しみ、悲しみ、不安など、全ての重荷を担っておられる。威厳を見せようと長髪にした敵の頭を打ち砕き、私たちを守ってくださる。神は、敵が高い山や深い海など、どんなところに身を隠そうとも必ず見つけ出す。そして戦いに勝利し、敵が流した血で犬も腹を満たし喜ぶ。
25-28神よ、あなたの行進が見える。わたしの神、わたしの王は聖所に行進される。歌い手を先頭に、続いて楽を奏する者 おとめらの中には太鼓を打つ者。 聖歌隊によって神をたたえよ イスラエルの源からの主を。 若いベニヤミンがそこで彼らを統率する。ユダの君侯らは彼らの指導者 ゼブルンの君侯ら、ナフタリの君侯らもいる。
あなたの勝利を祝うためにエルサレムの聖所に向い、祝いの祭りに参加する人の波が見える。歌い手を先頭にタンバリンを鳴らす乙女たち、そのあとに音楽隊が続く。生粋のイスラエル人よ、主をたたえよ。そこには、イスラエル北部から南部から集うイスラエル全域から民が列に参列している。
29-32あなたの神は命じられる あなたが力を帯びることを。神よ、力を振るってください わたしたちのために行動を起こしてください。 あなたの神殿からエルサレムの上に。あなたのもとに王たちは献げ物を携えて来ます。 叱咤してください、葦の茂みに住む獣を 諸国の民を子牛のように伴う猛牛の一群を 銀の品々を踏みにじるものを。闘いを望む国々の民を散らしてください。 エジプトから青銅の品々が到来し クシュは、神に向かって手を伸べる。
エルサレムにあるあなたの宮に向い、諸国の王たちが贈り物を携えて来ます。エジプトからエチオピアから贈り物品々を携えて来ます。
33-36地の王国よ、共に神に向かって歌い 主にほめ歌をうたえ いにしえよりの高い天を駆って進む方に。神は御声を、力強い御声を発せられる。力を神に帰せよ。神の威光はイスラエルの上にあり 神の威力は雲の彼方にある。 神よ、あなたは聖所にいまし、恐るべき方。イスラエルの神は御自分の民に力と権威を賜る。神をたたえよ。
今こそ地上のすべての国々よ、昔から天井に住んでおられる神にほめ歌を歌え。神の力を認めたたえよう。神は聖所におられ、ご自分の民、イスラエルの民に力と勢いとを与えられる。
まとめとして
神はいつも私たちの重荷を知り、我々の知らないところでその重荷を負ってくださり、た
とえ私たちが敵に直面しても守ってくださる方である。その方の御力は計り知れず無限大の大きさ、強さがある。その方を信頼し心から讃えよう。